とりあえず写真は2枚。まず一枚目は文字盤?これを印画紙の上に載せて文字を焼き付けます。大きさは焦点距離を可変して決定するのだと思います。(知らない)これに無い文字は…?たぶん第2水準とかあったんでしょね…。
(下に広げてあるのは書体見本。駆け出しの我々もこれ見て版下屋さんにお願いしてました)
手動写植機。まるで蒸気機関車みたいな。とっても丈夫で重くて、今みたいな浮ついた考え(壊れたら、買い替え、買い替え)で作られていないことが判ります。
先ほどの文字盤のなかから出したい文字を探し、決定します。別のとこに印画紙があり、そこに選んだ文字が焼き付けられて、切り取って版下に貼って、製版で分版した写真(大きさの指定はデザイナーが物差しで原盤のポジを計ってパーセントで製版に伝えます)も貼って、指定されたアミも貼って(トーンみたいなもの)…。みたいな行程で印刷の原盤が出来上がります。今から思えば気が遠くなりますが、昔はそうやってたんですよ。…だからExcelとかで気軽にプリントできるコマンドを「印刷」とか言いますが、今でもその「印刷」とは違うってのを素人さんには判って欲しいなぁ…。今の時代は「軽い」よなぁ…。と思いながら、それはそれとして次の予定地「地ビールフェスタ」に向かったのでした…。(汗)
またね。
この記事へのコメント
song4u
それなりの理解とテクニックがなければ成立しませんでした。
しかし残念なことに、デジタルの世界はそのほとんどがコピーです。
そしてそこにあるのは、ほんのちょっぴりの理解ぐらいかなあ?
特別なテクニックなど、ほぼ不要だと思います。
上澄みだけを掬い取ってるような感じ?
あ、写植のことではありませんけどね。
mymy
どうせ災害でなくなっちゃうから仮住まいで…ていう日本文化に沿って来たのでしょうか…?でもその諦めの日本文化以上に変転は激しかったりするのかも知れませんね。